おはようございます。名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。
今朝は9/7(土)の「夏に合う白と泡で炭火焼きを喰らう会」に投稿してましたら イタリア時代の写真を見てしまい 懐かしく 気分が乗ってしまったので、「イタリアでの夏」についてお話ししようと思います。
私は海が好きです(^^)
魚釣り🎣が好きなのもありますが、三重県の鳥羽で生まれ 母の親戚が兵庫県の垂水に多くいて 幼い頃から海の近くで過ごしました。
ですので水辺が好きで 1番最初に働いた店も湖でしたが 周囲40km程の海みたいな湖でしたし、イタリアで最後に働いた店は 店の前が海水浴場でした、イタリアの8月はバカンスなので自分が住んでいたような田舎は電車もバスも普段の半分くらいの本数 になってしまい「 出かけたはいいけど帰ってこれない」という状況に陥ってしまいます。
まして暑くて 出歩くのも億劫なので よくビール片手に海を眺めていました。
そもそも この「海を眺めている」というのもイタリアで始めた事で…
自分は「ボ〜っと」している事が嫌いで 休みの日でも 嫌いな事は「家にいる事」で いつも何かしら動いています。
イタリアで生活して 初めて「ゆっくりする」という事を経験しました。
思えば イタリアで働く事を決心した時も 断崖絶壁の街のカフェのテラスでカプチーノを飲みながら 空を見ていてイタリアで働く事を決心しました。
何というか 「心の余裕」が生まれました。
私も結構 「仕事人間」で 今も「趣味=仕事」と言えるかもしれません。
しかし 私は自分の店ですし 自分の好きな「イタリア」「料理」に携わっているので「苦」では ありません。
しかし やはり「疲労」はあり 最近「ちゃんと休む」という事の重要性感じています。
イタリア人というかヨーロッパ人はこの「8月のバカンスの為に他の11カ月 働いている」と言っても過言では ありません。
そして そんなヨーロッパ人の休みの過ごし方「何もしない…」です。
とにかく ホントに何もしません。
海なら海 山なら山に行って そこで ひたすら「何もしない…」
日本人みたいに「やれ観光だ〜」とかなく ひたすら「ボ〜」っとしています。
最後に働いた店も目の前が海水浴場だったのですが、ビーチにいるのは毎日 同じメンバーです( ̄▽ ̄)笑
「よ〜毎日 毎日 飽きんな〜」とホントに思っていました。
あまりに毎日 いるので顔馴染みになってしまい 「テイクアウト」とか頼み出します。
そこで1番多かったのが「魚介のフリット」でした。
ビーチでも食べ易いですし、ビールにもワインにも合いますし まあ最高ですよね( ̄▽ ̄)笑
毎日 毎日 作りまくっていましたが、3、4人前になると油の温度が下がって ベチャベチャになるし 油を交換しないといけないし 意外とメンドくさいんです( ̄▽ ̄)
でも、このシンプルさがいいんですよね(^^)
自分も自分の料理は手の込んだ物を作りますが、自分が休みで 食べる時は こういうベタな料理がホントに食べたくなります。
こういう 「ゆっくりする」というのが「イタリアの夏」の私のイメージです。
心に余裕を持って 折角の人生を「楽しみたい」ですね(^^)