おはようございます。
名古屋池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。
昨日は久しぶりに「ワインの稲葉」さんの試飲会にお邪魔しました。
今池の稲葉さん本社でやられる「ミニ試飲会」が私は大好きです。
何故なら毎回「季節」「テーマ」に沿ってやられているからです。
今回自分は「ああ春、暖かくなってきた コレからに合うラインナップ揃えてきたなぁ」と思いました。
稲葉さんが名駅でやられる生産者を迎えてやられる試飲会も好きですが、あの時は私は生産者さんの話しを聞くのがメインであんまり試飲はしません。
このミニ試飲会は「本気」で飲みます。
何しろ自分 試飲の時も全部飲むのでミニ試飲会の30〜40という数は夜の仕事にも差し支えないので丁度いい( ̄▽ ̄) ですし。
同じ様な方向性のワインが揃っているので「気付く」事が多いのです。
自分はいつもこの稲葉さんの試飲会で「気付き」があります。
「なんかフランスワインって方向性が一緒だなぁ」とか「このワインチリだけどなんかイタリアワインっぽいな」と思うとイタリア人がチリで作っていた、とか。
今回は「このワインってこんな味だったっけ?」と思うと生産者が「ビオワインの方にシフトしていた」というのがありました。
自分は試飲の時 何も見ないで片っ端から飲みます。
まず先入観抜きで「美味しいか美味しくないか」を判断して(語弊がありますが、自分の料理に合うか合わないか、どうやって使うかのイメージが湧くかです)
引っかかったら品種や価格を想像します。
そこで自分なりの答え合わせをします。
そこで見合った物を仕入れます。
今回はやっぱりドイツの「リースリング」が美味しかったですね♪
暖かくなると「キリっ」と冷えたリースリングは美味しいです(^^)
稲葉さんは元々ドイツワイン強いですからね。
そしてスゴイ不思議だったのはスペインの女性生産者さん。
「なんだこの味の出方?」と思い見ると「ソーヴィニヨンブラン」で 「ソーヴィニヨンでこんな味になるの???」「どんな作り方しとんねん???」と実に面白いワインでした(^^)
フランスワインは今回どれも良かったですね(^^)
王道な感じがしました^_^
1番ピンと来なかったのが残念ながらイタリアで…
まあ自分が1番詳しいので評価が辛いのかもしれませんが…
何か最近イタリアは「王道路線」から外れて「何か他所と変えよう」という感覚を受けます。
特にラベルが変わった時「アレ?こんなんだっけ?」と思う事が多々あります。
変える事、進化していく事はモチロンいい事ですが、私もそうですが「基本って大事だよ」と思います。
料理もオッサンになってくると結局「どシンプル」「王道」に帰ってくる気がします。
まあ、コレは個人的な意見なのでご容赦ください。
最後に別に稲葉さんのヨイショではありませんが、ワインが全部「氷水ドブ漬け」ではなく、底に氷を敷いてあるだけ、氷無しなど そのワインの特色が出る様な状態になっている。
あの心遣いは恐れ入ります。
自分が稲葉さんの試飲会が好きなのはそう言う「心遣い」が出来る会社だからです。
自分も見習いたいです(^^)
いつもですが楽しい試飲会でした(^^)