Monthly Archives: 5月 2022

Abarth1000に乗ってきた話。

Buongiorno 🇮🇹

「世界一ローマを愛する男」スッシーです。

唐突ですが、皆様「Fiat500 」はお好きですか?

私は大好きです( ̄▽ ̄)笑

もう私達の世代で言えば当然「ルパン三世 カリオストロの城」です😊

私も何十回見たか分かりませんが…

そしてこの映画でルパンが乗っていたのが黄色の「Fiat500 」です。

今にして思えば自分の「Fiat500 好き」そして「黄色好き」というのはココから来ていると思います。

ついでに言うとローマのイメージカラーも「黄色と赤」です。

なんか 物凄い「縁」を感じます。

さて、そんなこんな事もあり私、昨年念願の「Abarth」を購入致しました。

AbarthとはFiat500 をベースとしたレース仕様車で、Fiat500 の可愛さを残しつつもなかなか速いです😊

その私の車をお世話になっているのが「ウイングオート」さんです。

今回そのウイングオートさんで「試乗イベント」があるとの事だったので、ランチ終わりにぶっ飛んで行って参りました。

なんて可愛い😍

約55年前の「Abarth1000」です😘

私 最近の車には全く魅力を感じませんが…
この車は最高に可愛いです^_^

そして まさか、自分で運転させて頂けるとは思っておらず。

まさかの試乗となりました^_^

実際運転してみると、まず「ハンドルがメチャクチャ重い( ̄▽ ̄)」そして「ミッションが入りづらい」「ブレーキが全然効かない」となかなか怖い思いをしました。

しかし「楽しい」😊

乗っていて「味」があります。

天気も良かったので「オープン車だったらメチャクチャ気持ち良いだろうな」と思いました😄

私も若い時は「走り屋」でしたので、結構ぶっ飛ばしておりましたが、この歳になってくると こう「トコトコ走るのもイイな…」と思う様になりました。

私の夢はやはり「ルパン三世のFiat500 」を手に入れる事です。

コレも約50年前の車なので、コレ1台と言うわけにもいかず どうしても「セカンドカー」にしなくてはいけませんが… でもやっぱり所有したいですよね😊

ホームページをリニューアルする時にお貸ししてくださいましたが、店の前にあるだけで「映えます( ̄▽ ̄)笑

今の私のAbarth でさえ お客様に「流石だね」と言って頂けるのですから。

今度ウイングオートさん色んなイベントを行われていきます。

サーキット走行なども参加させて頂きたいですが。特に興味があるのは知多に「ウイングヴィレッジ」という施設を作られていて そこでツーリングがてらバーベキューをしたり釣りをしたりという事を考えられているそうで、もしよろしければ私もそこで料理を作らせて頂ければというお話しをしていました。

イタリア好き、車好き、Fiat500 好き。

共通の好きなモノがあれば話しも盛り上がります😊

コレから何か「楽しい」事が出来ればと思います♪

 

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「コルティーナ・ダンペッツォについて語ってみた」

Buongiorno 🇮🇹

「世界一ローマを愛する男」スッシーです。

今回は「コルティーナ・ダンペッツォ」という街について語ってみたいと思います。

このコルティーナという街、まあイタリアの北の端っこで一応ヴェネト州なんですが、縦に長くて、他の州と絡んでいるので、よく「フリウリ州」と勘違いされます。

そしてとんでもない山奥で… 最寄り?の大きな駅はヴェネツィア駅なんですが、楽勝3時間オーバーです( ̄▽ ̄)笑

それより隣国「オーストリア」は40分で行けます( ̄▽ ̄)

そんな「ウルトラ山奥」コルティーナですが「ウルトラ高級リゾート地」でもあります。

今度、冬季オリンピックが開催されますが、実は1956年にもオリンピックをやっていて、町外れにはオリンピックのマークが付いたジャンプ台が今でもあります。

そしてココはスキーのワールドカップの開催地でもあります。

私こんな所で2回程スキーを致しましたが、リフトに乗っている時 あまりの絶景で「俺…何でこんな所に居るんだろう…」と本当に思いました( ̄▽ ̄)笑

物価も死ぬ程高くてエスプレッソなんてイタリア全国大体1ユーロですが、ココは4ユーロします( ̄▽ ̄)

まあ その代わり私の給料も「イタリア最高金額」でしたが… ココでのチップがよそでの給料分位でした( ̄▽ ̄)

そして何より私がココで1番勉強になったのは料理」です。

私は「Ristorante TIVOLI」というミシュランの星付きの店にお世話になったのですが、ハッキリ言って ココの料理が今の自分の料理の礎になっています。

北イタリアの料理は大体「クリーム」と「バター」がドカッと入っています。

そして私はそういう料理は余り得意では無いのですが…
ココの料理はほとんど使っておらず、そして私が何より好きだったのが「ブロード」

ココに来る前にローマでも「ブロードの威力」に気付いていた時だったのですが、ココのブロードは全然レベルが違いました。

「仔牛の骨」「魚」「海老」「野菜」などそれぞれのブロード摂っており、そのブロードを使った料理は実に味わい深く、「塩などほとんど要らない」優しいけど、味わい深い料理でした。

そして塩の代わりに「アンチョビ」を使ったり、食材1つ1つがパンチがあって、それだけ食べても美味しいのですが、一緒に合わせると「未知の味」が生まれました。

私ココで「味を構築する」という事を学びました。

そしてもう一つは「真空作業」

ミシュランの店は「真空調理」をするのがほとんどですが… この店も勿論 真空調理しましたが、私が注目したのは「1食分ずつ真空する」事でした。

真空して瞬間冷凍庫で凍らせる。

そうする事で営業中はそれを解凍し温めるだけで行けます。

そういうと冷凍食品と混同されそうですが、決してそんな事はなくコレならまず「早い」そして仕込みの時に集中してやっているので「味がブレない」何より「誰が作っても同じ」という風になります。

今の私で言うと「1人でもできる」事です。

かなりのスピード短縮になります。

私はこの店で毎日2時間半は「真空作業」してました( ̄▽ ̄)笑

そして感動的だったのは「賄い」。

さすがミシュランの店だけあって仕込みをしても「真ん中しか使わない事がほとんでその端っこは全て我々の賄いになり、毎日毎日「えっ こんなの頂いてよろしいんでしょうか?」( ̄▽ ̄)笑 という程豪華でした。

そしてワインもかの有名なスーパートスカーナ「サッシカイア」がボチボチお客様残されてて「スッシー飲んでみるか?」とシェフに頂きました。

私が今、アルバイトさんにガンガン食べさせたり飲ましたりしてるのはココでの経験が多いです。

「自分の店で出してる物を従業員が味を知らない」というのはあってはならないと私はココでの経験で思いました。

そしてシェフ「Graziano Presto」 この前の北京オリンピックでなんとイタリア代表のご飯を作っておりました。

流石としか言いようがないです( ̄▽ ̄)

料理も人格も素晴らしいシェフでした。

こんな素晴らしいシェフの下で働けてラッキーでした☺️

私は今 ミシュランの店の料理とは違う方向性を目指していますが、学んだ「技術」は確実に私の中で生きております。

その味わいは皆様にお届け致します😊

 

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色々な効果…

Buongiorno 🇮🇹

「世界一ローマを愛する男」スッシーです。

今回は最近感じている「店の方向性」についてお話しさせて頂きたいと思います。

度々申しておりますが「コロナ禍」による生活様式は一変致しました。

この2年以上、私は常に「模索」しており、その為に昨年「改装」「ホームページリニューアル」そして「料理のビルドアップ」「よりイタリア🇮🇹よりローマ」をテーマにして参りました。

そして私のメンタル的には「よりシンプルに…」を考えて参りました。

そしてゴールデンウイーク前に今まで迷っていた事を実施致しました。

「ランチの改革」です。

まず「1000円のランチ」を廃止致しました。

最大の要因は「原材料費の高騰」です、ただ「単なる値上げ」ではなく「チョコっと前菜」「フレッシュオリーブオイルサラダ」に変更しての値上がりなので「お得感」は今まで以上にあると思っています。

そして今まで心に思っていた、「マナーの無い方お断り」 この語句を看板やホームページに書きました。

常連様は私の「マナーが無い人に厳しい」という事をご存知ですが(マナーが無いと言ってもゲームや動画を見ながら食べる、椅子の上に胡座をかく、他のお客様がいらっしゃるのに勝手に店内の写真を撮りまくるとかですが)

さすがに看板ホームページに堂々と書くのは私も「ちょっと偉そうかなぁ?」と思いました。

しかし今年の私の営業理念「シンプルに」を考え「来られて嫌な思いをする位なら初めからお断りしよう」その為にも「ハッキリお伝えする」事を重要視しました。

今の所お客様には「ハッキリしていて良い」「ゆっくり食事したいのでこの言葉を見て来ました」と仰って頂いております。

そしてディナーは「完全予約制」とさせて頂いております。

コレも全て「お越し頂いたお客様に全力を尽くす」為です。

無理に満席にして「全てが台無しになる」事を防ぐ為です。

私が思っているのは「ホスピタリティ」

「ゆったり」と「ゆっくり」と「楽しく」お食事を楽しんで頂く事です。

このコロナ禍で「密になる」事を嫌がる方が増えたと思います。

私も食事の時に「うるさい」「せまい」は大嫌いです。

当店のシステムは私のそんな気持ちから来ています。

ですので少し「厳しめ」の措置になっております。

しかし、お越し頂いたからには「全力を尽くす」事を誓います。

料理のグレードアップ、提供方法、ワインの出し方。

私にとっては今までより遥かに「面倒くさい」事をやっています。

しかし その「面倒くさい」事はお客様にとって「メチャクチャ良い」事なのです。

その成果は実感しており、最近お客様の満足度が上がっている印象を受け、何より今 私が仕事がメチャクチャ楽しいです😊

私が楽しいのでお客様ももっと楽しくなります😊

それをやって行きます。

私「誰でもいいから来て下さい」というタイプではありません。

今後そういう時代では無くなると思っています。

勿論私の考えが「正しい」とは思っていません。

大事なのは「自分のやり方」をお客様に「理解して納得して頂く」事です。

自分のやり方「曖昧」だとお客様も迷ってしまいます。

「当店に合うお客様に如何にしてお越し頂くか」私はコレを言っているのです。

「良くも悪くもド正直」私の長所でもあり短所でもありますが😅

「イタリア好き」「ワイン好き」「サッカー好き」そして「私の料理を美味しい」と思って下さる方々のご期待は裏切らない様、今後も成長して参ります😊

 

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想い出の街「ボルゲリ」。

Buongiorno 🇮🇹

「世界一ローマを愛する男」スッシーです。

今日は私がイタリアで好きな街Top5に入る街のお話しをしたいと思います♪

イタリアワイン好きな方なら絶対耳にするワイン「スーパートスカーナ」 その産地である「ボルゲリ」です。

私は4、5回行っております、何故ならイタリアで最後に住んだ街から2駅だったんですね。

そしてワイン好きな自分が「ボルゲリ」を見過ごせる訳がありません。

早速行き方を調べましたが駅で「ボルゲリ駅」というのはあるのですが… この駅から街まで8km位あり… 駅からバスとかもう「1日に数本」とかいうレベルで「どうしよう…とりあえず最悪 歩くか…」と思いとりあえず行ってみました。

ボルゲリの駅迄は順調でした、そりゃそうですよ電車で2駅ですから( ̄▽ ̄)

そして線路に沿って歩く事4km 道がT字になってここを左に曲がったらボルゲリの街まで一直線という自分の目の前に広がった景色がコレでした。

「いやいやチョット待て」( ̄▽ ̄) 本気で思いました。

「いや綺麗よ綺麗」ですが行ったのは7月でもうかなり暑い… もう4Km歩いてる、「ココから後4Km? 歩くの?」

心が折れました( ̄▽ ̄)笑

「これは今度は自転車を電車に載せて来て行くしかないな…」と思い、今回は帰るか… と思い引き帰えそうとした所、このT字の所にワイナリー兼レストランが… しかも店の紋章に「サッシカイア」のマークを使っている…
「メッチャカッコいいなこの店」と思い、「折角ここまで来たんだ… 食事位して行くか…」と思い その店へ。

前菜から「何コレ メッチャ美味い…」

「えっこんな所でこの手の料理出てくる?」というラインナップ…

私 美味しい店は厨房まで突っ込んで行ってシェフと話しをする癖があるので 話しを聞くとトリノのミシュランの星付きのレストラン修行していて、故郷であるボルゲリに帰ってきてシェフをやっているとの事。

自分もミシュランの星付きの店で働いた後だったので余計に凄さが分かりました。

この時食べたメニューは今でもたまにパクってます( ̄▽ ̄)笑

そして話しをしていると「ところでお前何しに来たんだ?」と聞かれいや、実はボルゲリの街に行きたくて来たんだけど、この道見て諦めて帰る所だったんだ…」と言うと話しを聞いていたホールのおじさんが「俺 家がボルゲリでランチ終わったら家に帰るから連れてってやろうか? 又 仕事に来る時に乗せて来てやるよ」言ってくれ「えっマジで???」という事で そのおじさんに街まで連れて行ってもらいました。

そして着いたボルゲリの街。

街の入り口から向こうの街が見える位小さい街…「3分で回れるやんけ…こんな小さな街でスーパートスカーナ作ってるの?」という位小さな街で驚きました。

そして、エノテカに行くと当然「スーパートスカーナ」のグラス飲みができます😊

そして雑貨屋さんに行き、今も着ている「ボルゲリのポロシャツ」などを買っていると、あっという間にタイムアップ…

おじさんと合流すると「駅まで送ってやる」と言ってくれ「えっありがとう😊」と思っていると駅の前のBarへ… そこで友達いて 何とその方 自分が住んでる街チェーチナの漁師さんで今から帰るから「コイツ乗せてやってくれ」と言ってくれ、家まで送ってくれました😊

こういうイタリア🇮🇹人のノリが大好きです😘

この後も友達が来た時など必ずこの店で食事をしました😊

素晴らしいワインに、素晴らしいイタリア🇮🇹人と出会えた、自分にとってとても大事な想い出の街「ボルゲリ」 又、必ず行きたいです♪

 

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益々ワイン頑張ってます。

Buongiorno 🇮🇹

「世界一ローマを愛する男」スッシーです。

最近ワインをお出しするのを以前にも増して気をつけています。

元々抜栓のタイミングや温度などは気にしていましたが、今は「グラス」に注目しております。

グラスは厚さなどは気にしておりましたが、知り合いのソムリエの方のお店にお邪魔して、その方のお仕事振りに感銘を受け「少しでも自分の店に取り入れたい」と思い日々 試行錯誤しております。

私がその方のお店で1番感銘を受けたのが1つのボトルに対して2種類のグラスで注いで下さる事、気のせいなどでなく本当に味が違います。

私も元同僚と一緒に伺ったりするのですが、彼とはいつも違うグラスが好みになり実に面白いです。

そして前回は「注ぎ方」を教えて頂きました。

コレも味が変わって驚きました。

その他 細かい所を言い始めるとキリがないのですが、正直同じ仕事を当店でやろうと思っても「無理」だと思いました。

手間がかかりすぎます。

ウチは「料理店」なのでワインだけにそこまで手間をかけれ無いのと料理が載っているプラス グラス2つずつとか まあムリです( ̄▽ ̄)

という訳で私は「自分が1番合う」と思うグラスでお出しさせて頂く事にしました。

全部ではありませんが、今現在でもボチボチ種類はあります。

勿論ソムリエさんのお店には敵いませんが…
そしてワインは「良いワイン程 グラスでご提供」というのはいつも思っています。

「長期熟成」タイプのワインですと「抜栓して直ぐに美味しい」という訳にはいきません。

翌日、ヘタをすると3日後位が美味しかったりします。

折角「良いワイン」を御注文下さったのに「本来の美味しさじゃない」というのは「申し訳ない」といつも思っています。

かと言って「デキャンタージュ」は私は嫌いです。

強制的に開かせる事で「尖った開き方」をする感じがします。

あとやっぱり良いワインはそれなりのお値段がするので そうそう頼める物ではありません、しかし「グラスワイン」なら「ちょっぴり贅沢」で「本来のポテンシャル」でお楽しみ頂けます。

何よりお一人様ずつ、違うワインを違うグラスでお出しする事でお客様の喜び様が違います。

皆様楽しそうです😊

皆様に楽しんで頂いているお姿を見ていると私も 物凄く嬉しいです😊

全てのことは「自分が手間をかけただけ成果が現れる」と私は思っています。

コレからも「どうお客様に喜んで頂けるか」考えて行きたいと思います。

 

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