Buongiorno
名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシーです。
最近、寒くなってきましたので今週のパスタに「クリームパスタ」を入れました。
「タラコとブロッコリーのアボカドクリームパスタ」です。
先ず、当然イタリアに「タラコクリームパスタ」などありません
私も初めてウチで「タラコクリーム」をランチで出した時「アイツ普段イタリアぶってるくせにタラコクリームなんてやってやがる」と陰口を叩かれたモノです。
そこで私は「じゃあ自分が作るタラコクリームパスタがそこらのタラコクリームと同じだと思うなよ?」という気概で作りました。
先ず決定的な違いは「生クリーム」の使い方です。
日本で「クリームパスタ」と言えば「クリームがビシャビシャ」だと思います。
しかしイタリアのクリームパスタは「しっかりと」パスタに絡んでいます。
イタリアでは基本ソースがビシャビシャは無いです。
生クリームもクリームの「風味」が欲しいのです。
なので、全然「重く」ないです。
その他にもソースを「ガッチリ」作り込んであるので、実に味わい深いです☺️
私の「クリームパスタ」是非お試しください
と… 実は今回別話しがしたいのです
まあ、このタラコクリームパスタに関係してるのですが
昨日、賄いでアルバイトさんと食べておりましたが…
当店には「カキとスモークサーモンのクリーム ライムとボッタルガ」というパスタがあります。
コレは不思議な事に赤ワイン「シチリアのネーロダーヴォラ」がバッチリ合うんです
白だと負けちゃうんです
その経緯があるので私は最初「ネーロダーヴォラ」を飲みましたが「何かしっくりこない」
アレ?と思い次に「トレビアーノ」を飲むとやはり「パンチ」が足らない…
そして次に「サルデーニャ島の4種類混醸」のワインを飲む… 「う〜ん今までで1番いいかな…」とは思いましたが、「コレ合うわ〜」という気はしない…
そして「仕方ない…」魚介類を食べる時の私の伝家の宝刀「シチリアのグリッロ」空いているボトルが無かったので躊躇ってましたが、「もうそんな事言っとれん!!」とばかりに抜栓…
飲んでみると なんと「1番合わない」
カキ、ムール貝などと一緒に飲む時に生まれる「とてつもない一体感」は何処へやら…
嫌な苦味、後味が残りました
恐らく、その最大の原因は「生クリーム」だと思います。
濃厚な生クリーム味が、グリッロの風味と相性が悪い…
カキやスモークサーモンは味が強いので赤ワインのネーロダーヴォラで対抗できたのですが、「タラコ」にはそれ程のパワーが無いので、
「赤では強すぎる、けど白だと物足りない」
という状況になってしまったのかと…
そして「山の物」である生クリームが「海のワイン」であるグリッロと相性が悪い…
私は今回の件をこの様に解釈致しました。
そして結果「まだベストのコンビネーションは見つけれておりません」
正直な意見です…
う〜ん、今の所「山寄りのワインの方が良いかな?」とは思っております
皆様に「ベストなマリアージュ」をお出し出来る様に探して参ります。
イヤ〜ワイン 堪らなくオモロいですね
(アカウント) Instagram. ristorantino_susci Facebook. Ristorantino SUSCI(リストランティーノ スッシー )
ご予約お問い合わせ 〒464-0074 名古屋市千種区仲田2丁目13-1 SKビル1F
Tel 052-761-3308 毎週木曜日定休日
地下鉄 東山線 池下駅より3分 今池駅より5分