Buongiorno
「世界一ローマを愛する男」スッシーです。
昨日 インポーター「ピーロートジャパン」の子が試飲に来てくれたのでお店で「プチ試飲会」みたいになりました
イタリアワインだけでなく、カリフォルニア、ドイツ、フランスと色々ありましたが、私が引っかかったのは「ドイツのオレンジワイン」と「フランスのソーヴィニヨンブラン」
面白かったのはカリフォルニアワインはなんか「ウイスキーっぽい」感じのスモーキーな感じがしました
そしてイタリアワインは、まあ一応1番詳しいので
やっぱり今 ウチにあるやつと色々と対比ができちゃって
「この品種だったらアレの方が美味しいな…」とか「この感じでこの値段?」とか… 「コレこんな感じか?」とか色々思ってしまい「評価が1番厳しい」ので今回は選びませんでした
と試飲がひとしきり終わった所で話しは先日お越し頂いた シャトー・ムートン・ロートシルトの技術提供を受けている「バロナーク」の御当主さんのお話しに…
何でも、私の料理を凄く褒めて頂いたそうで、担当の子にもウチを出た後、ホテルに向かう車中で褒めて下さり、その後フランスに帰国されて、フランスのイタリアンレストランでカルボナーラを食べたそうですが「ガッカリ」したそうです。
そう思って頂けるのも嬉しいですが、そんな事をわざわざ伝えて頂ける事が物凄く嬉しいです
そして、ウチの担当の子も社内で評判が上がったとか上がらないとか
ウチを選んでくれて、本当に感謝しています
この話しをもらってから2週間の間、メニューは本当に考えました
「生魚はやめた方がいいかな?」「日本に住んでるならともかくフランスから来た人になんちゃってフレンチみたいなのはやめた方がいい」とか… 「パスタも本当は2種類出したいけど、ヨーロッパは取り分けとかしないから、嫌がるかもしれないし…なら1発自分の自信作カルボナーラエクストラで行くか?」とか、その他色々な事を考え、当日と前日は頭痛がして薬飲んでましたし、当日は朝5時に目が醒めるわ
まあ、気合いが入っておりましたが、昨日の言葉で全て報われました☺️
私は普段も勿論全力でやっていますがやはり「ココ1番」の時は「採算、手間度外視」でやります。
やはり料理人としての「自分のプライド」もありますし、当店を推挙してくれた「インポーターの子の顔を潰すワケにはいかない」という事。
そして何よりフランスから来てくださっている方に「日本はこんなモンか…」と思わせたく無い「日本を楽しんで欲しい」という気持ちがあります。
私は良く「名物」という物を考えます。
「あの店のアレが食べたい!!」と思って頂ける事は「最大の武器」だと思います。
だってそれを食べるには「その店に行くしか無い」のですから…
私は食事にしろ、ワインにしろ「自分が納得した物しか出さない」というポリシーがあります。
時に「経営者」としてはマイナスに働く事もあるでしょうが…
しかし、私は「自分の店」である以上は「バカ正直に」やっていきたいと思います。
皆様の「記憶に残る料理」。
コレを目指して行きます。
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